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ゴルフⅤ クラッチオーバーホール

2013年6月30日

OLYMPUS DIGITAL CAMERA最近では珍しくなった ゴルフⅤターボのマニュアルミッション車の入庫です。
加速時に1速から3速まで滑りの現象がみられます。
ストールテストをしてみると、3速ではエンストする事もなくエンジンは吹き上がります。
クラッチディスクの磨耗が原因と思われるため早々にミッションを下ろすことにしました。

 

 

 
OLYMPUS DIGITAL CAMERAフライホイールはそのままで再使用可能と判断しました。
普段ならクラッチカバー、クラッチディスク、レリーズベアリングの交換で終わる作業です。

 

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA予想通りにクラッチカバー、ディスクには磨耗がみられます。
左側が新品のパーツで右側が取り外したパーツです。

取り外したクラッチカバーの一部に普段では見られない傷を発見!!

 

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERAミッションケース側を見てみるとクラッチカバーと干渉した傷が
ありました。赤丸の中が傷です。
クラッチディスクが磨耗したためにカバーのダイヤフラムスプリングが基準値以上に持ち上がったために、干渉したと思われます
ディスク、カバーを新品パーツに交換すれば問題ないと判断しました。

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA最後にレリーズベアリングを交換し、ミッションを載せて作業終了です。

作業後はストールテストにも問題はなくゴルフⅤのターボ車らしいきびきびとした走りを取り戻しました。

カテゴリー:M.I.Cオートサービス名古屋本社, 仕事

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