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SUZUKI MRワゴン CVTメンテナンス

2020年7月3日

今回は、あまりブログには登場しない軽自動車のメンテナンスについてになります。

こちらの車は私の家族の車なのですが、定期的なオイル交換のおかげか走行距離が10万kmを超えても特に不具合も無く走っています。
今回は車検ということもあり、CVTフルードの交換を行おうと思います。
基本的に走行距離の多い車の場合はAT・CVTのフルードのみの交換ではなく、ストレーナーと呼ばれるフィルター等も同時に交換する必要があります。
ただ、この車の場合、部品の供給があるのはオイルパンのガスケットのみで、フィルター類は単品での供給がなくCVT本体での供給になっています。

メーカーとしてはフルード交換の必要がないので、ストレーナーの供給も必要ないということでしょうか・・・

フルードを抜き、オイルパンを外した状態です。
赤丸で囲ってある部品がストレーナーですが、部品の供給はありません。

外したオイルパンに鉄粉吸着用の丸い磁石が2個付いています。

磁石にはかなり大量の鉄粉が付着していました。
左半分は鉄粉を拭き取った状態で、右半分がそのままの状態です。
これを見るとCVTフルードの交換が必要だと分かると思います。
このCVTにはもう一つフィルターが付いているので交換していきます。
フィルターはCVT本体の横から取り付けられています。
こちらもかなり汚れていました。
新旧の比較です。
こちらのフィルターも部品の供給はありません。

交換した部品です。
フルードだけを交換しても、この汚れたフィルターの中を通ってしまっては交換した意味がなくなってしまいます。

メーカー・車種によりますが、供給の無い部品も入手できる場合もありますので、詳しくはお問い合わせください。

カテゴリー:M.I.Cオートサービス名古屋本社, 仕事

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