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VWゴルフ S/Cクラッチ交換 

2019年9月1日

こちらのゴルフですが、走行中に警告灯が点灯、その後エンストして再始動できなくなってしまいレッカーで入庫してきました。

入庫時にはバッテリー上がりの状態でした。
オルタネーターもしくはファンベルト周辺の故障を疑いつつ点検をしていきます。

エンジンルームを覗くと、ファンベルトが外れているのを発見。
さらにアンダーカバーにプーリーが落下していました。

そのプーリーがこちら。

このプーリー、スーパーチャージャーとウオーターポンプの駆動を兼ねている部品です。

部品組み立て時に圧入されている箇所から外れてしまっています。
もちろん外れてはいけません。

プーリーが脱落した原因を調べなくては修理が出来ないのでさらに点検を進めます。
スーパーチャージャーのベルトも外して、他のプーリー等も点検しましたが特に原因となる場所はありませんでした。
なので、圧入部に異常があり、プーリーの脱落→ファンベルト外れ→オルタネーターが発電できずバッテリー放電→エンスト→再始動も出来ないというのが主な流れだと思います。
ウオーターポンプも機能していなかったのでオーバーヒートしている可能性もあります。

ここまでの経緯をお客様に説明し、必要な部品を交換していきます。

スーパーチャージャーのクラッチとウオーターポンプが一体になった構造です。
同時に冷却水の交換も必要になります。
今回はベルト2本とバッテリーも交換させて頂きました。


原因がはっきりしない中での修理になってしまったので、部品交換後のチェックは念入りに行いました。
また、定期的にチェックの為の入庫もお願いをして納車させていただきました。

カテゴリー:M.I.Cオートサービス名古屋本社, 仕事

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