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ルノーカングー AT変速不良

2016年1月12日

ルノーカングーのオートマチック変速不良でご入庫です。

高速道路を走行中に突然 “ガコンッ!!” と物凄い音と共にATが3速固定になってしまいます。

ATの警告灯が同時に点灯していたので、まずはテスター診断から。

ATオイルプレッシャー低下のフォルトコードを確認。

カングーの持病とも思える “例のヤツ” が悪さしているみたいです。

オイルパンを外すのですが、通常AT下側からのアプローチなのがオイルパンが横向きについてます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA画像はフロント側からエンジンルームを下向きに覗いた画像です。

邪魔者を掻き分けて頑張ってオイルパンを外します。

青いチュウブの下が

“例のヤツ”=≪シフトソレノイドバルブ≫です。

 

 

 

 

そのままでは取れないので、バルブボディごと外します。

 

DSC_0102外れました。

手前の2つが原因となるソレノイド。

他にも同じ様なソレノイドが付いていますが、

今回は原因となる物のみ交換です。

 

後は組み付けて、ATFを入れて作業完了♪フォルト消去も忘れずに♪

走行テストでは症状も改善されて、ATFを交換したせいか変速もスムーズになった気がします。

今回の症例はカングーにおいては数多く聞きます。

国産、輸入車問わずATFの交換は必要なもの。

ATFを交換しておけば防げる故障もあります。

カテゴリー:M.I.Cオートサービス名古屋本社, 仕事

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